数と論理 / 10問

切って並べる図形の面積クイズ

公開 2026-10-05 更新 2026-10-05

第1問へ

図形の面積は、公式に数字を入れるだけでなく、切って移したり、重ならない部分に分けたりして考えられます。斜めの辺が長く見えても、高さとは限りません。このクイズでは長方形から始め、三角形、平行四辺形、台形、円、L字形へ進む10問を用意しました。紙を切り分ける場面を思い浮かべながら、どの長さを使えばよいか考えてみてください。数値は計算用の例で、図は問題の関係を示すために描いています。面積と周りの長さが別の量であることにも注目します。同じ広さなのに形が違う、同じ周りの長さなのに広さが違うという発見を楽しめます。

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選択肢を1つ選んで、答えを確かめてください。解説だけを開いて読むこともできます。

第1問 / 10問

縦3 cm、横7 cmの長方形の面積は?

第1問の選択肢
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答え:21 cm²

一辺1 cmの正方形を横に七つ並べた列が、縦に三列入ります。したがって3×7=21 cm²です。3+7や、その二倍の20は面積を数える計算ではありません。長方形の中をすき間なく小さな正方形で埋めることが、縦と横を掛ける意味につながっています。

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第2問 / 10問

縦4 cm、横6 cmの長方形を対角線で二つに分けた。一方の三角形の面積は?

第2問の選択肢
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答え:12 cm²

長方形の面積は4×6=24 cm²で、対角線はこれを合同な二つの三角形に分けます。したがって一方は24÷2=12 cm²です。底辺6 cm、高さ4 cmとして、底辺×高さ÷2でも求められます。対角線の長さがわからなくても、必要な二つの長さはそろっています。

対角線で、長方形を同じ面積の二つに分ける

横6 cm、縦4 cmの長方形を対角線で分けています。二つの三角形は合同で、一方を半回転させるともう一方に重なります。各面積は6×4÷2=12 cm²です。

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第3問 / 10問

三角形の面積を求める「高さ」は、底辺に対してどんな長さ?

第3問の選択肢
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答え:向かいの頂点から底辺を含む直線へ下ろした垂線の長さ

高さは、選んだ底辺を含む直線と、その向かいの頂点との垂直な距離です。図形の見た目で一番上にある点までの斜めの辺ではありません。鈍角三角形では垂線の足が三角形の外側に来る場合もあります。どの辺を底辺にしたかと、その辺に対応する高さを組にして使います。

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第4問 / 10問

底辺5 cm、高さ4 cmの三角形。底辺を変えず、高さだけ2倍にすると面積は?

第4問の選択肢
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答え:2倍

三角形の面積は底辺×高さ÷2です。最初は5×4÷2=10 cm²、高さが8 cmなら5×8÷2=20 cm²になります。変えたのは高さだけなので、面積は2倍です。底辺と高さの両方を2倍にする場合の4倍と、条件を区別して考えましょう。

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第5問 / 10問

底辺8 cm、対応する高さ3 cmの平行四辺形の面積は?

第5問の選択肢
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答え:24 cm²

平行四辺形の端の三角形を切って反対側へ移すと、底辺8 cm、高さ3 cmの長方形に組み替えられます。重なりもすき間も作らなければ面積は変わらず、8×3=24 cm²です。斜めの辺の長さを高さの代わりに掛けることはできません。高さは底辺への垂直な距離です。

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第6問 / 10問

上底4 cm、下底8 cm、高さ3 cmの台形の面積は?

第6問の選択肢
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答え:18 cm²

同じ台形をもう一つ逆向きに合わせると、底辺が4+8=12 cm、高さ3 cmの平行四辺形になります。その面積36 cm²は台形二つ分なので、一つ分は18 cm²です。上底と下底を足して高さを掛け、最後に半分にする式を、図形の組合せとして考えられます。

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第7問 / 10問

6 cm×5 cmの長方形の角から、2 cm×2 cmの正方形を切り取った。残りの面積は?

第7問の選択肢
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答え:26 cm²

元の長方形は6×5=30 cm²、切り取る正方形は2×2=4 cm²です。角の部分が完全に取り除かれ、他に重なりや切り取りがないので30−4=26 cm²になります。複雑に見える形でも、外側の大きな形から不要な部分を引く方法で求められます。

大きな長方形から、角の正方形を引く

6 cm×5 cmの長方形から右上の2 cm×2 cmを切り取る模式図です。破線が切り取った部分、色付きが残る26 cm²。30−4で面積を求められます。

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第8問 / 10問

面積が12 cm²の紙を二つに切り、重ならずすき間なく並べ直した。全体の面積は?

第8問の選択肢
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答え:12 cm²

切り取った紙を捨てず、重ねもせずに並べ替えると、使っている紙の量は変わりません。部分の面積を足せば元の12 cm²です。周りの長さや見た目の形は変わることがありますが、面積とは別の話です。平行四辺形などの公式も、このような分割と組み替えで理解できます。

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第9問 / 10問

半径3 cmの円の面積は?円周率をπで表す。

第9問の選択肢
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答え:9π cm²

円の面積は半径×半径×πなので、3×3×π=9π cm²です。6π cmという値は直径6 cmにπを掛けた円周の長さで、求めたい広さとは違います。問題文の3 cmは半径であり、直径ではありません。同じ円でも、どの長さが示されているか、何を求めるかによって使う式を選びます。

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第10問 / 10問

周りの長さがともに20 cmの、1 cm×9 cmと5 cm×5 cmの長方形。面積が大きいのは?

第10問の選択肢
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答え:5 cm×5 cm

周りの長さはどちらも縦と横の和の二倍ですが、面積はそれぞれ1×9=9 cm²と5×5=25 cm²です。したがって5 cm×5 cmのほうが大きくなります。同じ長さの枠で囲んでも、中の広さが同じとは限りません。辺を足す周長と、辺を掛ける面積の違いがわかる例です。

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