くらし / 10問

道具の力を読み解くてこクイズ

公開 2026-10-05 更新 2026-10-05

第1問へ

ピンセットで小さなものをつまむときと、栓抜きでふたを持ち上げるとき。どちらもてこを使いますが、三つの点の並び方や、得意な働きは同じではありません。このクイズでは、棒を支える支点、力を加える力点、物に働きかける作用点を目印に、道具のしくみを比べます。途中には、棒の重さや摩擦を考えない理想のてこで、力と距離を見比べる問いもあります。図の矢印が何に加わる力なのかを追うと、暗記だけではない見方ができるはずです。実物を使った作業手順ではなく、道具の中の関係を頭の中で確かめる10問です。

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選択肢を1つ選んで、答えを確かめてください。解説だけを開いて読むこともできます。

第1問 / 10問

てこで、棒を支え、回転の中心となる点は?

第1問の選択肢
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答え:支点

支点は、てこの棒を支えるところです。棒はその点を中心に回転できます。棒の両側で何が起きていても、回転の中心は支点として区別できます。形の違う道具でも、まずどこを中心に動くかを見つけると、てこのしくみを考える手がかりになります。棒の端とは限らない点も大切です。

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第2問 / 10問

てこの「力点」は、どの場所でしょう?

第2問の選択肢
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答え:棒に力を加えるところ

力点は、棒に力を加えるところです。例えば、手で道具の柄を押すなら、その力を加える位置に注目します。一方、物に働きかけるところは作用点です。力点がいつも棒の端にあるとは限りません。三つの点の並び方が変わると、同じてこでも力や動きの伝わり方が変わります。

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第3問 / 10問

理想のてこで、作用点を固定して力点を支点から遠ざけると、同じ荷重を支える力は?

第3問の選択肢
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答え:小さくできる

棒の重さや摩擦を無視し、棒に垂直な力を考えると、力点を支点から遠ざけるほど小さい力で同じ荷重を支えられます。てこを回そうとする働きは、力の大きさだけでなく、支点からの距離にも関係するためです。ただ長い道具ならよいのではなく、三つの点の位置関係が効いています。

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第4問 / 10問

重さ・摩擦を無視した水平なてこ。左20cmに下向き10N、右10cmに下向き何Nでつり合う?

第4問の選択肢
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答え:20N

左側の力と距離の積は10×20で200です。右側も同じになるには、10cmの位置へ20Nの力が必要です。ここでは棒の重さや摩擦を無視し、棒に垂直な力だけを考えています。距離が半分なら力を二倍にすることで、支点を中心に逆向きに回そうとする働きがつり合います。

力と支点からの距離を掛ける

棒の重さと摩擦を無視した水平なてこです。左は支点から20cmで下向き10N、右は10cmで下向き20N。矢印は棒に加わる力です。10×20と20×10が等しく、つり合います。支点には棒を支える上向きの力も働きますが、その矢印は省略しています。

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第5問 / 10問

作用点と力点の間に支点があるのは、どの種類のてこ?

第5問の選択肢
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答え:第1種

第1種のてこでは、作用点と力点の間に支点があります。両側から回そうとする働きを比べやすい並び方です。ただし、支点は必ず棒の中央にあるわけではありません。支点から左右の点までの距離が変われば、同じ力でつり合うかどうかも変わります。種類の名前は三点の順序を表しています。

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第6問 / 10問

一般的な栓抜きは、支点と力点の間にどの点がある?

第6問の選択肢
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答え:作用点

一般的な栓抜きは第2種のてこで、ふたに働きかける作用点が支点と力点の間にあります。支点から力点までの距離が、作用点までより長い並びです。道具全体の見た目だけでなく、ふたに当たる位置、支える位置、手で力を加える位置を分けると、この関係を見つけられます。

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第7問 / 10問

普通のピンセットでは、支点と作用点の間にどの点がある?

第7問の選択肢
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答え:力点

普通のピンセットは第3種のてこの例です。つながった根元を支点、指で押すところを力点、物をつまむ先端を作用点と見ると、力点が間にあります。てこがすべて小さな力を大きくする仕組みとは限りません。どの点が真ん中に入るかを比べると、栓抜きとの違いがはっきりします。

真ん中にくる点で、三つに分ける

第1種は作用点・支点・力点、第2種は支点・作用点・力点、第3種は支点・力点・作用点の順です。三点の順序を比べる模式図で、点の間の距離や力の大きさは表していません。

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第8問 / 10問

理想のてこで支点から作用点までが力点までより長いとき、同じ回転で大きく動くのは?

第8問の選択肢
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答え:作用点側

同じ角度だけ回転するとき、支点から遠いところほど大きな距離を動きます。第3種のてこは、このように力点側の動きを、作用点側の大きな動きとして取り出せます。その代わり、力を大きくする並びではありません。力を得ることと動く距離を得ることは、同時に増えるわけではないのです。

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第9問 / 10問

理想のてこで、同じ荷重を同じ高さへ上げる仕事の量は?

第9問の選択肢
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答え:摩擦などがなければ入力と出力で同じ

摩擦などの損失がない理想のてこでは、入力した仕事と取り出す仕事は同じです。小さな力で持ち上げられても、その分だけ力を加える側を長く動かします。力の節約と仕事の減少は同じではありません。実際の道具には摩擦などもありますが、この問いでは損失を除いた関係を比べています。

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第10問 / 10問

てこを使った道具を理解するとき、最も直接の手がかりになるのは?

第10問の選択肢
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答え:支点・力点・作用点の位置関係

てこの働きを比べるには、支点・力点・作用点の位置関係を見ることが大切です。同じような形でも、どこを支え、どこへ力を加えるかで働きは変わります。力を大きくしたい道具も、動きを大きく取り出す道具もあります。名前を分類するだけでなく、三つの点を見つける見方を持ち帰りましょう。

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