くらし / 10問

糸が布になる織物のクイズ

公開 2026-10-05 更新 2026-10-05

第1問へ

シャツやかばんの布を、もっと近くで見たらどうなっているでしょう。表面の模様だけでなく、細い糸がどちらへ進み、別の糸とどう交差するかにも注目すると、布の作られ方が見えてきます。このクイズでは、基本的な織物を題材に、二方向の糸の役割、交差の並び方、布を織る道具の動きを10問で考えます。材料の名前と織り方の名前を分けて読むことも、小さな発見につながります。図では糸を太く間隔を広げ、実物では見えにくい関係を整理します。身近な布を切ったりほどいたりしなくても、頭の中で糸を一本ずつたどって考えられる内容です。

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選択肢を1つ選んで、答えを確かめてください。解説だけを開いて読むこともできます。

第1問 / 10問

基本的な織物を作る糸は、どのように組み合わさる?

第1問の選択肢
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答え:二方向の糸がほぼ直角に交差する

基本的な織物は、たて糸とよこ糸という二方向の糸が交差してできています。「布」という見た目だけでは、その作り方までは分かりません。このクイズではまず、一本の糸を目で追ったつもりで、どの方向の糸と組み合わさるかを考えます。素材の名前と構造を分けて見る入り口です。

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第2問 / 10問

織機で、よこ糸を入れる前に並べて張っておく糸は?

第2問の選択肢
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答え:たて糸

たて糸は、織る前に並べて張っておく側の糸です。できた布を机の上で回したからといって、たて糸がよこ糸に変わるわけではありません。「たて」は今見ている画面の上下だけでなく、織るときの役割に関わる名前です。どちらが先に準備された糸かを想像してみましょう。

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第3問 / 10問

並べたたて糸の間を、横切るように入れる糸は?

第3問の選択肢
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答え:よこ糸

よこ糸は、並べたたて糸を横切る方向へ入れる糸です。縫い合わせるための糸とは役割が違い、布そのものを作る交差に加わります。縦の糸だけをたくさん並べた状態から、もう一方向の糸を足す場面を思い浮かべると、二組の糸が布になる関係を理解しやすくなります。

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第4問 / 10問

たて糸とよこ糸が、一本ずつ交互に上下を入れ替えて交差する基本組織は?

第4問の選択肢
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答え:平織(ひらおり)

平織は、糸が一本ずつ交互に上と下を通る基本的な織り方です。一本の糸を追い、どこで上下を通るかを見てみましょう。ここで比べているのは糸の素材ではなく、交差の並び方です。綿だから平織、というように材料の名前だけで織り方を決めないようにしましょう。

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第5問 / 10問

平織で、あるよこ糸が「上・下・上・下」と通ったとき、隣のよこ糸は?

第5問の選択肢
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答え:下・上・下・上

隣のよこ糸は、前の列とは反対の上下を通ります。同じ並びをずっと重ねるのではなく、交差の関係を交互に変えるのが平織です。紙の帯を一本ずつ交互に通す様子を頭の中で描くと、単なる格子の線と、上と下を行き来する織りの構造の違いが見えてきます。

隣の列では、上下を入れ替える

平織の一部を上から見た模式図です。縦がたて糸、横がよこ糸で、交差する部分では上側の糸を連続して描き、下側を途切れさせています。隣の列では上下が逆になります。実際の太さ・間隔や布の色は表していません。

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第6問 / 10問

糸の交差位置が順にずれ、表面に斜めの綾目が現れる基本組織は?

第6問の選択肢
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答え:綾織(あやおり)

綾織では、交差の並びが順にずれることで、斜めの筋である綾目が現れます。糸そのものを最初からすべて斜めに並べる、という意味ではありません。たて糸とよこ糸の二方向を保ちながら、どこで上下が入れ替わるかを変えることで、布の表情が変わるのです。

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第7問 / 10問

基本的な朱子織で、滑らかな表面が現れる理由に関係するのは?

第7問の選択肢
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答え:交差点を散らし、糸が長く表面に浮く部分を作る

朱子織は、交差点を散らし、糸が長く表面に出る部分を作る織り方です。その構造が滑らかな表面に関係します。ここでは織り方の特徴を考えており、どんな素材でも同じ光沢や手触りになると断定しているわけではありません。見た目と交差の配置を結び付けてみましょう。

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第8問 / 10問

織機でよこ糸を通すための「開口」は、何をする作業?

第8問の選択肢
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答え:たて糸を上と下に分けて隙間を作る

開口は、たて糸を上と下に分け、よこ糸が通る隙間を作る作業です。穴を刃物で切り開くという意味ではありません。たくさんの糸を張ったまま、その一部を上げ下げする様子を想像すると、糸の間に道ができることが分かります。織機の動きを順番に見るための一段階です。

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第9問 / 10問

よこ糸を通したあと、「おさ打ち」で行うのは?

第9問の選択肢
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答え:通したよこ糸を、織り上がった布の側へ寄せる

おさ打ちは、通したよこ糸を布の側へ寄せ、織り込む作業です。よこ糸を隙間に入れるだけで終わるのではなく、できている布へ寄せる動きが続きます。開口、よこ入れ、おさ打ちを一組の動きとして考えると、糸を通すたびに少しずつ布ができる様子を追いやすくなります。

隙間を作り、通し、寄せる

織機の主な三つの動きを順に示します。開口でたて糸を上下に分け、よこ入れでその間によこ糸を通し、おさ打ちでよこ糸を布の側へ寄せます。機械の形や全機構を表した図ではありません。

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第10問 / 10問

エアジェット織機で、よこ糸を送るために使うのは?

第10問の選択肢
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答え:空気の噴流

エアジェット織機は、空気の噴流を使ってよこ糸を送ります。糸を通す役割は同じでも、その送り方にはさまざまなしくみがあります。「ジェット」はここでは噴流のことです。道具の名前を手がかりに、何を動かしているのか、どの作業を担うのかを考えてみましょう。

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