紙が生まれ変わるクイズ
第1問へノートの一枚と、荷物を包む段ボール。厚さも手触りも違う紙は、どのような材料と工程からできるのでしょう。古紙を回収に出したあとも、ただ小さく切って貼り直すだけではありません。このクイズでは、紙を作る繊維を出発点に、ほぐす、異物を除く、水をしぼる、乾かすという工程をたどります。段ボールの断面を図で見比べる問題もあります。最後は、回収できる紙の条件や繰り返し使う際の限界へ。いつもの紙を原料から眺め直す10問です。ごみの出し方を扱う問いは、地域と確認日を明記しています。
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0 / 10問 回答済み
第1問 / 10問
一般的な紙の主原料となる植物繊維の主成分は?
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答え:セルロース
紙の主原料となる植物の繊維は、セルロースを主成分としています。薄い一枚に見えても、その中では細かな繊維が紙の形を支えています。ただし、紙がセルロースだけでできているという意味ではありません。用途に応じた成分も加えられるので、主成分と全成分を区別しましょう。
参考にした資料
- 日本製紙「用語集」確認日 2026-10-05
- 古紙再生促進センター「古紙ハンドブック2025」確認日 2026-10-05
- 福山製紙「製造工程 古紙〜原質」確認日 2026-10-05
第2問 / 10問
木材から紙の原料のパルプを作る工程で、取り出すものは?
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答え:繊維
木材からパルプを作るときには、木材の繊維を取り出します。例えば、木材チップを薬品で煮て、繊維を分離する方法があります。木の板をそのまま紙の薄さまで削る工程とは違います。いったん繊維へ分けてから紙に組み直す、と考えると、原料から一枚になる道筋を追いやすくなります。
参考にした資料
- 日本製紙「パルプ製品」確認日 2026-10-05
- 日本製紙連合会「繊維を取り出す」確認日 2026-10-05
第3問 / 10問
古紙を再び原料にするとき、パルパーで行うのは?
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答え:水とともにほぐす
パルパーでは、古紙を水とともにかき混ぜてほぐし、繊維が分かれた状態へ近づけます。完成した紙の形をいったん解きほぐす工程です。古紙を細かい紙片のまま貼り合わせるだけではありません。このあと異物を除くなどの処理を経て、再び紙を作るための原料として使われます。
参考にした資料
- 日本製紙連合会「古紙をほぐす」確認日 2026-10-05
- 福山製紙「製造工程 古紙〜原質」確認日 2026-10-05
第4問 / 10問
古紙の原料に混ざった金物やビニールなどは、どうする?
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答え:紙の原料から取り除く
古紙には、金物やビニールなど紙の繊維ではないものが混ざることがあります。工場では重さなどの違いを利用して、それらを取り除きます。水でほぐすだけですべてが紙の原料になるわけではありません。原料を分けることと、使えないものを除くことは、別の工程です。
参考にした資料
- 福山製紙「製造工程 古紙〜原質」確認日 2026-10-05
- 日本製紙連合会「ゴミを取りのぞく」確認日 2026-10-05
第5問 / 10問
古紙処理の「脱墨」で、主に取り除くものは?
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答え:印刷のインク
脱墨は、古紙に付いていた印刷インクを取り除く処理です。方法の一つには、インクを泡に付けて分離するものがあります。単に白い色を上から塗る工程ではありません。古紙をどんな紙へ再生するかで必要な処理は異なるので、すべての古紙が必ず同じ脱墨工程を通るとは考えません。
参考にした資料
- 古紙再生促進センター「古紙ハンドブック2025」確認日 2026-10-05
- 日本製紙連合会「インクを取りのぞく」確認日 2026-10-05
第6問 / 10問
紙を作る機械のプレス工程で、主にしぼり取るものは?
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答え:水分
プレス工程では、湿った紙から水分をしぼり取ります。水の中に広げた繊維を、いきなり乾いた紙として取り出すわけではありません。形を整えながら水を減らしていく段階があります。布をしぼる場面を思い浮かべると、水を使って作ったものから水を除く役割をつかめます。
参考にした資料
- 福山製紙「製造工程 抄紙機〜製品」確認日 2026-10-05
- 日本製紙連合会「水分をしぼる」確認日 2026-10-05
第7問 / 10問
プレスのあと、紙を作るドライヤー工程で行うのは?
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答え:熱を使って乾かす
ドライヤー工程では、熱を使って湿った紙を乾かします。プレスでしぼることと、熱で水を蒸発させることは、水分を減らす二つの方法です。乾いた紙にも水分は残るので、乾燥とは水分を完全にゼロにすることだとは限りません。図ではこの二つの工程を別の段階として示しています。
湿った紙から、プレスで水分をしぼり、ドライヤーで熱を使って乾かします。紙の製造の一部を抜き出した模式図です。乾燥後も水分が完全にゼロになるわけではありません。
参考にした資料
- 福山製紙「製造工程 抄紙機〜製品」確認日 2026-10-05
- 日本製紙連合会「熱でかわかす」確認日 2026-10-05
第8問 / 10問
一般的な両面段ボールの、二枚の平らな紙の間にあるものは?
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答え:波形にした紙
両面段ボールでは、平らな紙の間に波形の紙を貼り合わせています。波形の部分は中しん、平らな表裏の部分はライナと呼ばれます。厚い紙一枚をそのまま使ったものではありません。段ボールには片面や複数層の種類もあるため、ここでは一般的な両面段ボールに範囲を絞っています。
二枚の平らなライナの間に、波形の中しんを貼り合わせています。一般的な両面段ボールの断面の模式図で、紙の厚みや波の高さは実寸ではありません。
参考にした資料
- レンゴー「段ボールおもしろブック2025」確認日 2026-10-05
- 日本製紙「用語集」確認日 2026-10-05
第9問 / 10問
横浜市の案内(2026年10月確認)で、使用済みで汚れたティッシュは?
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答え:古紙に出さず、燃やすごみへ
横浜市の案内では、使用済みで汚れたティッシュは古紙に出さず、燃やすごみとして扱います。紙でできているものが何でも同じ回収先になるわけではありません。この問いは横浜市の案内を対象としています。実際に出す際は、暮らしている地域の最新の分別案内で確かめてください。
参考にした資料
- 横浜市「古紙」確認日 2026-10-05
- 横浜市「広報よこはま栄区版2022年3月号」6ページ確認日 2026-10-05
第10問 / 10問
紙のリサイクルについて、適切なのは?
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答え:繊維の状態や用途に応じて再利用する
紙の繊維は繰り返し使えますが、同じ繊維を劣化なく無限に再生できるわけではありません。品質の変化や回収できない紙もあり、新しい繊維も必要になります。「何回でも同じ」と考えるより、その状態に合う使い方で資源を生かすと捉えましょう。回数だけを一律に決める問いではありません。
参考にした資料
- 日本製紙「用語集」確認日 2026-10-05
- ICFPA「古紙リサイクルに関する声明」確認日 2026-10-05

10問、最後まで考えました。
今回の結果
気になった解説を読み返して、発見を持ち帰りましょう。