くらし / 10問

見えない振動、音のクイズ

公開 2026-10-05 更新 2026-10-05

第1問へ

音叉の澄んだ音、遠くから聞こえる声、低い音と高い音。姿は見えなくても、音には比べられる特徴があります。このクイズでは、音を生む振動から、空気や水の中の伝わり方、周波数と振幅の違いへと進みます。高い音なら大きい音なのか、空気は音源から耳まで移動するのか。聞き慣れた現象を、少し違う角度で考えてみてください。図の曲線は変化を整理するためのグラフで、空気の粒子がたどる道ではありません。実際に音を鳴らす必要はなく、文章と図だけで取り組めます。10問を通して、音の高さ、強さ、伝わる速さを分けて見る手がかりを探しましょう。

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選択肢を1つ選んで、答えを確かめてください。解説だけを開いて読むこともできます。

第1問 / 10問

音叉が音を出しているとき、音叉の先で起きているのは?

第1問の選択肢
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答え:細かい振動

音叉は先の部分が細かく振動して、周りの空気に圧力の変化を生みます。その変化が音の波として伝わります。音叉そのものが耳まで飛んでくるわけではありません。振動は速くて目だけでは分かりにくいこともありますが、見えないことと動いていないことは別です。音の出発点に注目した問いです。

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第2問 / 10問

音が伝わる「媒質」になれるのは?

第2問の選択肢
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答え:気体・液体・固体

音は空気のような気体だけでなく、水のような液体や固体の中も伝わります。振動を伝える物質を媒質と呼びます。ただし、どの物質でも伝わる速さや弱まり方が同じという意味ではありません。空気中で聞く音を出発点にしても、音の通り道を空気だけに限定しないことが手がかりです。

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第3問 / 10問

物質がまったくない真空の空間を、音は伝わる?

第3問の選択肢
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答え:伝わらない

音は物質の振動が次々に伝わる波なので、物質がない真空を伝わることはできません。音源が振動していても、その先に振動を渡す物質が必要です。容器の中の空気を減らす展示では、鐘が動いていても外で聞こえる音が弱くなる様子を比べられます。完全な真空の話と、空気を減らした途中の状態は区別しましょう。

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第4問 / 10問

一定の場所で、空気中の音が伝わる方向に対して空気の粒子は主にどう振動する?

第4問の選択肢
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答え:平行な方向に前後する

空気中の音は縦波で、空気の粒子は波が進む方向と平行に前後へ振動します。粒子が詰まる部分と疎らな部分が伝わるので、空気が音源から耳まで一続きに運ばれるのとは違います。紙に描く上下の曲線は、圧力などの変化を示すグラフです。空気の粒子がその曲線の道を進む図ではありません。

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第5問 / 10問

200Hzの音について、Hzが表すのは?

第5問の選択肢
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答え:一秒あたりの振動の回数

Hzはヘルツと読み、一秒あたりの振動の回数を表す単位です。200Hzなら一秒に200回の振動という意味になります。音の大きさや、音源までの距離を直接示す数字ではありません。回数を数える時間が一秒である点にも注目しましょう。同じ時間の中で何回繰り返すかが、周波数の考え方です。

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第6問 / 10問

ほかの条件が同じ純音で、周波数が250Hzから500Hzになったら音の高さは?

第6問の選択肢
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答え:高くなる

純音では、周波数が大きいほど高い音として聞こえます。250Hzから500Hzなら、一秒あたりの振動の回数が増えています。ここで比べているのは高さであり、音量ではありません。図では同じ時間の幅に入る波の数を比べています。グラフの上下の幅が同じでも、繰り返しが速くなると音の高さは変わります。

同じ時間の中で、波の数を比べる

上下のグラフは、同じ時間の圧力変化を描いた模式図です。下は上の2倍の回数で繰り返します。純音では周波数が大きいほうが高い音です。振幅はそろえています。実測した波形や、空気の粒子が進む道を示すものではありません。

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第7問 / 10問

同じ周波数の音で、音の圧力の振れ幅が大きくなると、ほかの条件が同じなら音の強さは?

第7問の選択肢
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答え:大きくなる

音の圧力の振れ幅が大きいほど、同じ媒質では音の強さが大きくなります。この振れ幅を振幅と呼びます。周波数が同じなら、振幅を増やすことと音を高くすることは別です。グラフを読むときは、繰り返しの細かさと上下の幅を分けて見ると、音の高さと強さを整理しやすくなります。

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第8問 / 10問

反射や増幅を考えない開けた場所で、同じ音源から遠ざかると音の強さは一般に?

第8問の選択肢
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答え:小さくなる

音源から広がる音のエネルギーは、遠くへ行くほど広い範囲に分かれるので、一般に音の強さは小さくなります。音源が出す音を変えたわけではなくても、聞く位置で違いが生まれます。壁の反射や増幅の影響がある場所では単純に比べられないため、ここでは開けた場所という条件を付けています。

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第9問 / 10問

約20℃の淡水と約0℃の空気で、音が速く伝わるのは?

第9問の選択肢
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答え:約20℃の淡水

約20℃の淡水では音の速さはおよそ1480m毎秒、約0℃の空気ではおよそ331m毎秒で、淡水のほうが速く伝わります。音速は媒質の性質や温度によって変わるので、音にはどこでも同じ速さがあるわけではありません。この問いでは資料にあるそれぞれの温度を明記し、二つの条件を具体的に比べています。

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第10問 / 10問

風のない同じ組成の空気で、0℃と20℃なら、音の速さはどちらが大きい?

第10問の選択肢
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答え:20℃の空気

同じ組成の空気では、温度が高いほうが音の速さは大きくなります。海面付近での目安は0℃で約331m毎秒、20℃で約343m毎秒です。音源の音量を上げたから速くなるという話ではありません。媒質がどちらも空気でも、温度を変えると伝わる速さは違う、という比較です。

空気でも、温度で音の速さが変わる

海面付近で風のない同じ組成の空気では、0℃で音速は約331m毎秒、20℃で約343m毎秒です。数値を並べた比較図で、枠や矢印の長さは速さの縮尺ではありません。

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