地理・歴史 / 10問

五つの大洋の広がりクイズ

公開 2026-10-19 更新 2026-10-19

海の広さを表す青い布が床一面に広がり、小さな丸椅子の上へ避難するマスコット。
第1問へ
この記事をシェア

世界地図には太平洋や大西洋などの名前が書かれていますが、その間は何で区切られているのでしょうか。海はつながっていても、地域ごとに呼び名があり、広さや周囲の陸地にも違いがあります。このクイズでは、NOAAが紹介する五つの大洋の区分を使い、地球表面に占める海の割合、面積の順序、大陸との位置関係、最深の場所がある大洋を考えます。最後には南極海の境界と、地図を読むときに区分の基準を確かめる意味にも触れます。地名の暗記に加えて、何と何を比較している数字か、どの陸地の間にある海かを意識しながら、世界地図や地球儀を思い浮かべてみましょう。

このクイズで考えること

  • 五つの大洋と一つにつながる海の関係を説明できる
  • 面積・最深点・周囲の陸地を分けて比較できる
  • 南極海の境界を資料の基準とともに読める
図と読み物で振り返る

答えを選ばずに、解説だけを読むこともできます。

問題の一覧から選ぶ

選択肢を1つ選んで、答えを確かめてください。解説だけを開いて読むこともできます。

第1問 / 10問

太平洋や大西洋など、地球の大きな海どうしの関係は?

第1問の選択肢
答えと解説を読む

答え:つながった一つの海の地域区分

太平洋や大西洋は別々の名前を持ちますが、互いにつながった世界の海の一部です。陸地や海の特徴を手がかりに、広い水域を地域として分けて呼んでいます。海の名前が変わる境界を越えても、水そのものが途切れるわけではありません。名前の数と、水のつながりを分けて考えましょう。

第2問 / 10問

NOAAが紹介する五つの大洋の区分に含まれる組み合わせは?

第2問の選択肢
答えと解説を読む

答え:太平洋・大西洋・インド洋・北極海・南極海

この区分では太平洋、大西洋、インド洋、北極海、南極海の五つです。地中海など、地図で目にする海の名前をすべて同じ階層で数えるわけではありません。五つの名前は世界の海を大きく分けた呼び方です。南極海を別に数えない古い資料もあるため、どの区分を使う問いかを確認します。

第3問 / 10問

海が占める割合は、地球の表面全体のおよそ何割?

第3問の選択肢
答えと解説を読む

答え:約7割

地球の表面の約71パーセントは海で覆われており、およそ7割と言えます。これは表面の面積の割合で、地球の体積の7割が海水という意味ではありません。世界地図の青い部分を比べるときも、陸と海を合わせた地球表面全体を分母にしている点に注目しましょう。

地球表面の海と陸を、およそ7対3で比べる

地球表面全体を同じ面積の10区画に見立て、海を7区画、陸を3区画で表した概数の模式図です。実際の海の割合は約71パーセントで、ぴったり70パーセントではありません。海岸線や各大洋の面積比を表す地図ではありません。

第4問 / 10問

五つの大洋のうち、面積が最も大きいのは?

第4問の選択肢
答えと解説を読む

答え:太平洋

面積が最も大きいのは太平洋です。大西洋やインド洋よりも広く、世界の海の大きな部分を占めます。ただし、この比較は海面の広さについてのものです。海の深さや水温を比べる順位とは区別します。大西洋、インド洋がこの順に続きます。表を使う際は同じ区分でまとめた面積を比べましょう。

第5問 / 10問

五つの大洋のうち、面積が最も小さいのは?

第5問の選択肢
答えと解説を読む

答え:北極海

五つの大洋のうち面積が最も小さいのは北極海です。名前の似た南極海とは別の水域で、南極海より小さいとされます。小さいというのは、ほかの大洋と海面の広さを比べた表現です。深さが最も小さいことや、地図で描かれた青い部分がいつも最小に見えることを意味してはいません。

第6問 / 10問

西側に南北アメリカ、東側にヨーロッパやアフリカがある大洋は?

第6問の選択肢
答えと解説を読む

答え:大西洋

大西洋は西側の北アメリカ・南アメリカと、東側のヨーロッパ・アフリカの間に広がります。名前だけを覚えるより、両側にある陸地と組にすると世界地図で探しやすくなります。図の左右を見る際は北を上にした向きかも確かめます。紙面の中央に描かれている海が、いつも大西洋とは限りません。

大西洋を挟む陸地を確かめる

北を上にし、大西洋の西に北アメリカ・南アメリカ、東にヨーロッパ・アフリカがある位置関係だけを示した模式図です。陸地の形、海岸線、距離や面積の縮尺は省略し、世界全体の地図や正確な大洋の境界線としては使いません。

第7問 / 10問

五つの大洋を面積の大きい順に並べたとき、3番目は?

第7問の選択肢
答えと解説を読む

答え:インド洋

面積の大きい順では太平洋、大西洋、インド洋、南極海、北極海となり、インド洋は3番目です。最大と最小だけでなく、その間の順序も比べる問題です。資料によって海の範囲の扱いや面積の数値には違いがありますが、ここでは出典の五つの大洋について一致する順位を用いています。

第8問 / 10問

南極海が取り囲んでいるのは、どの大陸?

第8問の選択肢
答えと解説を読む

答え:南極大陸

南極海は南極大陸の周囲に広がる水域です。地図の南端に短い帯のように描かれる場合でも、地球儀では大陸を取り囲む位置関係を確かめられます。北極海と南極海を、単に上下にある似た名前の海として覚えず、南極海には中心に南極大陸があるという組み合わせで捉えましょう。

第9問 / 10問

世界で最も深い場所があるマリアナ海溝は、どの大洋にある?

第9問の選択肢
答えと解説を読む

答え:太平洋

マリアナ海溝は太平洋にあり、その一部に最も深い場所として知られるチャレンジャー海淵があります。海面の広さを比べる面積と、海面から海底までの深さは別の量です。また、最深の一点の深さと、大洋全体の平均の深さも同じではありません。深さを読むときは何の値かを確認します。

第10問 / 10問

IHOが2023年の総会で承認した南極海の北側の境界は?

第10問の選択肢
答えと解説を読む

答え:南緯60度

国際水路機関のIHOは2023年の総会で、南極海の北側の地理的な境界を南緯60度とする決議を承認しました。NOAAが紹介する米国の範囲も南緯60度までです。決議は各国の立場や留保を尊重するとしており、世界中の地図が例外なく同じ境界を使うとまで考えないことが大切です。

図と読み物で振り返る

大きな図鑑を開き、青い海の部分を虫眼鏡で見るソクポンのマスコット。
海の広がりを図鑑で調べる場面の挿絵です。ページの陸地や海は模式的な形で、実際の海岸線や大洋の境界を示す地図ではありません。

海の名前を覚えたら、陸地との関係を見る

地図で大西洋を探すときは、文字の位置だけを見ず、西側の南北アメリカと東側のヨーロッパ・アフリカを順に指してみましょう。海を両側から挟む陸地を確かめると、どこに広がる水域かが分かります。南極海なら、南極大陸の周囲を一周するように地球儀でたどると位置関係を捉えられます。

世界地図の中央に置かれる大洋は、地図の作り方によって変わります。中央にあるから特別な別の海になるわけではありません。平面の地図で分かりにくければ、地球儀の上で海のつながりをたどり直してみましょう。五つの名前は、つながった海を大きな地域に分けて呼ぶための手がかりです。

割合・面積・深さは、それぞれ別の比較

海が地球表面の約7割を占めるという数字は、地球表面全体に対する割合です。一方、五つの大洋の面積の順位は、海どうしの広さの比較です。表を読む前に、何を全体としているのか、並べている量の単位は何かを確かめると、二つの数字を取り違えずに済みます。

深さにも、ある一点の深さと広い水域の平均という違いがあります。マリアナ海溝に最深点があることは、太平洋のどこも同じ深さという意味ではありません。海底には起伏があります。地図の青い面の広さ、海面から海底までの深さ、最深の一点という三つを、別々に説明してみましょう。

南極海の境界は、区分の基準と一緒に読む

IHOは2023年の総会で、南極海を認め、その北側の境界を南緯60度とする決議を承認しました。その際に各国の立場や留保を尊重するとしています。名前や区分の歴史があるため、四つの大洋を示す資料と五つを示す資料を見つけたら、まず発行時期と採用している基準を確かめます。

南緯60度という線は、海に壁が立つ場所を意味しません。海をどの範囲で呼び分けるかを示す地理的な基準です。海のつながりと地域の名前を両方意識すると、資料間で呼び方が違っても、水域そのものが新しく生まれたと取り違えずに読めます。

参考にした資料