身近な自然 / 10問

石のでき方をたどるクイズ

公開 2026-10-05 更新 2026-10-05

第1問へ

道端の小石や建物に使われた石を、色や模様だけで眺めたことはありませんか。その見た目の後ろには、熱い液体が冷えた時間、砂や泥が積もった場所、地中で受けた熱や圧力といった長い物語があります。このクイズは、岩石をでき方で分けるところから始めます。結晶の大きさや石の名前を手がかりに、何が起きたのかを10問で考えてみましょう。図は変化の関係を整理した模式図です。一つの石が決まった順番で必ず全部を通る、という意味ではありません。足元の石を見る目を、名前当てから成り立ち探しへ少し広げてみてください。

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選択肢を1つ選んで、答えを確かめてください。解説だけを開いて読むこともできます。

第1問 / 10問

岩石をでき方で大きく分ける三つの仲間は?

第1問の選択肢
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答え:火成岩・堆積岩・変成岩

岩石は成り立ちに注目すると、火成岩・堆積岩・変成岩の三つに大きく分けられます。色や形による分け方とは別の分類です。同じ色でもでき方が違うことがあるので、見た目だけで即断はできません。まず「何から、どのようにできたか」を考えるのが、この分類の出発点です。

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第2問 / 10問

火成岩ができる基本の過程は?

第2問の選択肢
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答え:溶けた岩石が冷えて固まる

火成岩は、溶けた岩石が冷えて固まってできます。地下で固まる場合も、地表付近で固まる場合もあります。「火山から出たものだけ」と考えると、地下でゆっくりできた岩石を見落とします。火成岩という仲間を見分ける鍵は、出てきた場所だけでなく、もとが溶けていたことです。

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第3問 / 10問

地下にあるマグマが地表へ噴き出したとき、何と呼ばれる?

第3問の選択肢
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答え:溶岩

地下の溶けた岩石はマグマ、地表へ噴き出したものは溶岩と呼びます。呼び名の違いは、ここでは場所の違いに注目したものです。溶岩が冷えてできる岩石も火成岩の仲間になります。火山の写真を見るときは、赤く流れている状態と、冷えて固まったあとの状態を分けて考えましょう。

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第4問 / 10問

マグマが地下でゆっくり冷えると、一般に結晶はどうなりやすい?

第4問の選択肢
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答え:大きく育ちやすい

ゆっくり冷えると、結晶が成長する時間を長く取れるため、一般に大きな粒ができやすくなります。地下でできる花こう岩は、その例です。岩石に見える一粒一粒を観察すると、固まるまでにどんな時間を過ごしたのかを考えられます。ただし、粒の大きさだけから冷却にかかった年数を決めることはできません。

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第5問 / 10問

地表付近で急に冷えた火成岩に見られる特徴は?

第5問の選択肢
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答え:細かな結晶やガラス質ができる

地表付近で急に冷えると、結晶が十分に育つ時間が少なく、細かな結晶やガラス質の部分ができます。黒曜石はガラス質の火成岩の例です。火成岩ならすべて大きな結晶が見える、というわけではありません。図は冷え方による傾向の比較で、粒の寸法や冷却時間を測ったグラフではありません。

冷え方と結晶の大きさ

一般に、ゆっくり冷えると大きな結晶が育ちやすく、急に冷えると細かな結晶やガラス質になります。粒の形・寸法は模式的な表現です。

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第6問 / 10問

砂や泥などが積もり、押し固められたり粒がつながったりしてできる仲間は?

第6問の選択肢
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答え:堆積岩

砂や泥などが積もったあと、上からの重みで詰まり、粒の間にできた物質で結びつくなどして堆積岩になります。積もったばかりの砂と、固い岩石は同じ状態ではありません。また、堆積岩には生物の残した物や、水中から析出した物質に由来するものもあり、材料は砂や泥だけではありません。

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第7問 / 10問

砂岩は、主に何の大きさの粒が固まった岩石?

第7問の選択肢
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答え:砂の大きさの粒

砂岩は、主に砂の大きさの粒が固まった堆積岩です。「砂」は一つの決まった成分名ではなく、粒の大きさに関わる言葉です。どんな岩石が削られ、どこへ運ばれたかによって、含まれる粒も変わります。名前から材料の粒に注目すると、身近な砂と岩石のつながりが見えてきます。

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第8問 / 10問

石灰岩の材料になり得るものは?

第8問の選択肢
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答え:貝殻などの炭酸カルシウム

貝殻などに含まれる炭酸カルシウムが積もり、石灰岩になる場合があります。ただし、石灰岩がすべて貝殻からできるわけではなく、水中から物質が析出してできるものもあります。生き物の残したものが岩石の材料になる点と、同じ名前にもでき方の幅がある点の両方が面白いところです。

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第9問 / 10問

変成岩になる変化を説明するのは?

第9問の選択肢
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答え:岩石が溶けずに熱や圧力などで変わる

変成岩は、もとの岩石が熱や圧力などの影響を受け、溶けずに変わったものです。完全に溶けてから冷え固まる火成岩の過程とは区別します。もとの岩石は火成岩でも堆積岩でも、すでに変成岩になったものでも構いません。岩石の変化には一つだけの決まった道順があるわけではありません。

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第10問 / 10問

石灰岩が熱などを受けて変成すると、何という岩石になる?

第10問の選択肢
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答え:大理石

石灰岩が変成すると大理石になります。もとの材料を別の場所へ運んで積み直すのではなく、熱などによって結晶の状態が変わる例です。名前が大きく変わっても、二つの岩石には成り立ちのつながりがあります。図では石灰岩から大理石への一例だけを示し、岩石すべての道順にはしていません。

石灰岩から大理石へ

石灰岩が熱などを受け、溶けずに変成すると大理石になります。変成の一例で、岩石全体の変化を決まった一本道にした図ではありません。

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