身近な自然 / 10問

種の旅と芽生えのクイズ

公開 2026-10-05 更新 2026-10-05

第1問へ

小さな種は、どうやって親の植物から離れ、次の場所で育ち始めるのでしょう。風に乗るもの、動物に付いて動くもの、実ごと食べられて運ばれるものなど、その道筋には違いがあります。たどり着いた先でも、水をかければ何でもすぐに芽を出すわけではありません。このクイズでは、種の外側のつくりから発芽の条件、散布のしくみまでを10問で追います。身近な種まきや散歩の経験を思い出しながら考えてみてください。図では一部の例を整理します。植物によって条件や運ばれ方は違うので、一つの例をすべての種へ広げないことも観察の大切なコツです。

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選択肢を1つ選んで、答えを確かめてください。解説だけを開いて読むこともできます。

第1問 / 10問

種の表面を包む「種皮」の役割の一つは?

第1問の選択肢
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答え:種の内部を守る

種皮は種の外側を包み、内部を守る部分です。芽生えのときに割れたり外れたりする薄い皮も、もともとは種の一部でした。種全体と、外側の皮を分けて見ると構造が分かりやすくなります。種皮の硬さや厚さには違いがあるので、どの種も同じ薄い膜に包まれるとは限りません。

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第2問 / 10問

被子植物では、種は基本的に何の中にできる?

第2問の選択肢
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答え:果実

被子植物では、種は果実の中にできます。ここでいう果実は、食卓で甘いものだけを指す「くだもの」より広い言葉です。キュウリのように野菜として食べるものも含まれます。食べ方による呼び名と植物のつくりによる呼び名を分けると、切った実の中に並ぶ種が違って見えてきます。

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第3問 / 10問

種の発芽の始まりで、種が取り込むものは?

第3問の選択肢
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答え:水

発芽の始まりでは、種が水を吸収します。種まきのあとに水分を保つのは、この過程を支えるためです。ただし、水を与えれば必ず発芽するという意味ではありません。種が生きていることや、温度などの条件も関わります。乾いた種の保存と、芽生えを始めるための水分管理は目的が違います。

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第4問 / 10問

多くの種が発芽するとき、呼吸のために必要とする気体は?

第4問の選択肢
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答え:酸素

多くの種は発芽のときにも呼吸し、酸素を使います。水分は大切ですが、土や培地が水で満たされすぎると、酸素が届きにくくなります。水を増やし続けるだけでは、発芽に良い条件をそろえたことになりません。種の周りに水と空気の両方があるかを考えるのがポイントです。

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第5問 / 10問

種の発芽に適した温度について正しいのは?

第5問の選択肢
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答え:植物によって適した範囲がある

発芽には、それぞれの植物に適した温度の範囲があります。温度は芽を出す割合や速さにも関わるので、暖めれば無条件によくなるわけではありません。種の袋に書かれた発芽温度は、種類に合う環境を選ぶ手がかりです。水分だけを見ていた種まきに、温度というもう一つの視点を足してみましょう。

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第6問 / 10問

発芽に必要な光の条件は、どの種でも同じ?

第6問の選択肢
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答え:種類によって違う

発芽に光が必要な種も、暗い条件が適する種もあり、光の影響をあまり受けない種もあります。発芽後の苗が育つための光と、発芽を始める条件は分けて考えます。種を土で覆う深さが種類で違うのも、確認したい点です。図は主な条件をまとめたもので、それだけですべての種の発芽を保証するものではありません。

芽生えを左右する条件

水・酸素・適した温度が発芽の主な条件です。光が必要な種、暗さが適する種などの違いもあります。主な条件の整理で、すべての種の発芽を保証するチェック表ではありません。

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第7問 / 10問

風に運ばれる種や実では、風は何を助ける?

第7問の選択肢
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答え:親の植物から離れた場所への移動

風は、種や種を含む実を親の植物から別の場所へ運ぶ助けになります。移動することと、そこで発芽に成功することは別です。着いた場所の水分や温度などによって、その後は変わります。種の旅を見るときは、運ばれる道筋と到着後の条件を二段階に分けると理解しやすくなります。

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第8問 / 10問

ゴボウの仲間の、かぎ状の部分がある実の集まりは、どう運ばれる?

第8問の選択肢
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答え:動物の毛などに引っ掛かる

ゴボウの仲間では、種を含む部分が動物の毛や服に引っ掛かり、運ばれます。食べてもらわなくても、体の外側に付くことで移動できるわけです。身近な「ひっつき虫」という呼び名の中にも、植物の散布のしくみがあります。引っ掛かる形と運び手の動きが組み合わさるところに注目しましょう。

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第9問 / 10問

実を食べた鳥や哺乳類が、種を運ぶことがあるのはなぜ?

第9問の選択肢
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答え:消化されずに残った種が、ふんと一緒に出るから

動物に食べられた種のうち、消化されずに残ったものが、別の場所でふんと一緒に出ることがあります。果実を食べる行動が種の移動につながる例です。すべての種が無傷で通過するわけでも、出た種が必ず育つわけでもありません。体の外に付く運ばれ方とは、道筋が違います。

動物が運ぶ、二つの道筋

毛などに引っ掛かる例と、実ごと食べられ、消化されずに残った種がふんと一緒に出る例です。いずれも移動のしくみで、発芽の成功まで保証するものではありません。

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第10問 / 10問

発芽直後の成長を支える養分は、種のどこに用意されている?

第10問の選択肢
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答え:子葉や胚乳など種の内部

種には、子葉や胚乳などに蓄えられた養分があり、芽生えの初期の成長を支えます。どの部分に多く蓄えるかは植物によって違います。まだ葉が十分に働いていない小さな芽にも、成長のための蓄えがあるわけです。種を単なる硬い粒と見るより、育ち始める準備を含んだものと見ると面白くなります。

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