たべもの / 10問

果物の追熟クイズ

公開 2026-10-05 更新 2026-10-05

第1問へ

買ってきたバナナの皮が黄色くなり、硬かった果肉が少しずつ柔らかくなる。収穫後にも変わる果物の姿を、見たことがある人は多いでしょう。その変化のしかたは、種類や品種によって違います。このクイズでは、追熟を促す気体、果肉の中の変化、収穫する段階に注目して、身近な果物を10問で比べます。答えのあとには、変化の道筋や観察する手がかりを示した図もあります。食べられるかどうかを判定するクイズではありません。果物の名前だけで一律に考えず、店に並ぶ前から手元に届いたあとまでの変化を想像し、見慣れた果物の新しい一面を探してみてください。

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選択肢を1つ選んで、答えを確かめてください。解説だけを開いて読むこともできます。

第1問 / 10問

多くの果物の追熟を促す、気体の植物ホルモンは?

第1問の選択肢
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答え:エチレン

エチレンは、常温では気体の植物ホルモンです。多くの果物で熟す過程を促す信号として働きます。果肉に外から砂糖を入れるものではありません。また、エチレンだけで全種類の果物の変化を説明できるわけでもありません。種類や品種ごとの反応と合わせて考えることが大切です。

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第2問 / 10問

流通するバナナの一般的な収穫と追熟の順序は?

第2問の選択肢
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答え:緑色で十分に育った段階で収穫し、収穫後に追熟する

流通するバナナは、十分に育っていてもまだ緑色の段階で収穫し、届け先で追熟させます。成長することと、食べ頃へ熟すことは同じ段階ではありません。輸送のあとに追熟する道があるため、店に並ぶときの黄色い姿だけでは、収穫したときの姿を想像しにくいのです。

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第3問 / 10問

バナナが追熟して甘くなるとき、果肉の中で起きる主な変化は?

第3問の選択肢
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答え:蓄えられたでんぷんが糖に変わる

バナナの追熟では、果肉に蓄えられていたでんぷんが糖へ変わり、甘さが増します。外から砂糖を足して黄色いバナナにするわけではありません。見た目の変化だけでなく、中の成分も変わっています。収穫して植物から離れた果物でも、内部で変化が進む例として考えてみましょう。

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第4問 / 10問

キウイフルーツをエチレンにさらしたときに促される変化は?

第4問の選択肢
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答え:果肉の軟化

キウイフルーツはエチレンに敏感で、果肉が柔らかくなる変化が促されます。農研機構の研究でも、エチレン処理による果肉の軟化などが確認されています。ただし、反応やエチレンを作る量には系統による違いがあります。図の矢印は変化の関係を示し、全品種が同じ速さで変わることを示してはいません。

気体の信号で、果肉の変化が進む

エチレンは気体の植物ホルモンです。キウイフルーツはエチレンに敏感で、果肉の軟化が促されます。信号と変化の関係を示す模式図で、濃度、所要時間、品種ごとの反応の違いは示していません。

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第5問 / 10問

収穫後のいちごを、バナナと同じようにエチレンで追熟させられるでしょうか?

第5問の選択肢
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答え:エチレンで追熟が促される果物ではない

いちごは、エチレンで追熟の過程が促される果物ではありません。食べ頃に近い段階で収穫することが大切です。収穫後に見た目が変わることと、バナナのように追熟して甘さが増すことは同じではありません。二つを比べると、果物を置けば一律においしく熟す、とは言えないことが分かります。

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第6問 / 10問

アボカドの果肉が食べ頃へ柔らかくなるのは、通常どの段階でしょう?

第6問の選択肢
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答え:収穫したあと

アボカドは木の上で十分に成長しても、そのままでは果肉が食べ頃へ柔らかくなりません。収穫したあとに熟して軟化します。ここでも、収穫できる段階まで成長することと、柔らかく熟すことを区別できます。追熟できるだけの段階に育っていない実まで、同じように変わるとは限りません。

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第7問 / 10問

西洋梨のバートレットは、一般にどのように収穫して熟させるでしょう?

第7問の選択肢
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答え:成熟した緑色の段階で収穫し、木から離して追熟する

西洋梨のバートレットは、成熟した緑色の段階で収穫し、木から離して追熟させることで、望ましい食感や風味を得ます。木に付けたまま熟させると食感が粉っぽくなるとされています。これは西洋梨の特定の品種の話です。名前に「梨」が付く果物を、すべて同じ収穫のしかたで考えないようにしましょう。

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第8問 / 10問

メロンの収穫後の熟し方について、適切な考え方は?

第8問の選択肢
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答え:品種によって収穫後の熟し方が異なる

メロンには、収穫後にも熟す品種と、そうした変化が小さい品種などがあります。ひとまとめの名前だけでは、変化のしかたを決められません。農研機構は追熟に関わるエチレンの生成を抑えたメロンも研究しています。種類に加えて品種や性質を見ると、同じ名前の中にある違いが分かります。

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第9問 / 10問

収穫したスイカを置いておくと、バナナのように糖が増して追熟するでしょうか?

第9問の選択肢
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答え:収穫後に糖が増す果物としては扱わない

スイカは、収穫後に糖が増して甘く追熟する果物としては扱われません。熟した段階で収穫することが大切です。置いている間に品質が変化することはあっても、それを甘くなる追熟と同じに考えてはいけません。バナナの例をそのまま別の果物へ当てはめないことが、変化を理解する手がかりになります。

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第10問 / 10問

果物の熟し方を比べるとき、手がかりとして適切なのは?

第10問の選択肢
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答え:色だけでなく硬さや香りなども合わせて見る

果物の熟し方には、色、果肉の硬さ、香りなど、複数の変化が関わります。変化する項目や現れ方は果物や品種によって違います。例えばアボカドでは、熟すと果皮の色が変わる品種もあります。図の三つの手がかりは観察を整理するためのもので、食べられるかどうかを判定する基準ではありません。

一つの見た目から、複数の変化へ

熟し方を比べるには、色、果肉の硬さ、香りなどを合わせて見ると変化を整理できます。現れ方は果物や品種によって異なります。観察の手がかりを並べた概念図で、食べられるかどうかの判定基準ではありません。

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