数と論理 / 10問

箱の面・辺・頂点クイズ

公開 2026-10-22 更新 2026-10-22

自分より大きな無地の箱を両手で抱え、横から顔をのぞかせて運ぶマスコット。
第1問へ
この記事をシェア

空き箱を手に取ると、平らな面、面と面の境目になる辺、角に当たる頂点が見つかります。写真や見取図では裏側が隠れるため、目に見える部分だけを数えると立体の全体を捉えにくいことがあります。このクイズでは、立方体と直方体を囲む面や辺、頂点を数え、向かい合う面の関係を確かめます。後半は同じ寸法の直方体を使って、辺の長さの合計、六面を合わせた面積、立体の体積を比べます。ふたの開閉や紙の重なりは考えず、丸みのない理想的な箱の形として見ていきます。手元の閉じた箱や、頭の中のさいころをゆっくり回しながら、隠れた側も含めて考えてみましょう。

このクイズで考えること

  • 見えない側を含めて面・辺・頂点を数えられる
  • 同じ長さの辺や向かい合う面を組にして考えられる
  • 辺の長さの合計・表面積・体積を式と単位で区別できる
図と読み物で振り返る

答えを選ばずに、解説だけを読むこともできます。

問題の一覧から選ぶ

選択肢を1つ選んで、答えを確かめてください。解説だけを開いて読むこともできます。

第1問 / 10問

六つの面がすべて同じ大きさの正方形で囲まれた立体は?

第1問の選択肢
答えと解説を読む

答え:立方体

立方体は、六つの面がすべて同じ大きさの正方形になっている立体です。さいころの形を、目の模様や角の丸みを除いて考えると分かりやすくなります。三角柱には三角形の面があり、円柱には曲面があります。ここでは表面の模様でなく、立体を囲む面の形に注目します。

第2問 / 10問

ふたを閉じた直方体を立体として考えると、面は全部でいくつ?

第2問の選択肢
答えと解説を読む

答え:6つ

直方体の面は六つです。上と下、前と後ろ、右と左を対にすると、二つずつ三組に分けて数えられます。見取図では手前の三面だけが見える描き方もありますが、見えない側の面も含めて数えます。紙の重なりやのりしろは数えず、理想的な直方体の形を囲む面を考えています。

第3問 / 10問

立方体の辺は、全部で何本?

第3問の選択肢
答えと解説を読む

答え:12本

立方体の辺は十二本です。上の面の周りに四本、下の面の周りに四本、上と下をつなぐ辺が四本あり、合わせると十二本になります。図の手前から見える線だけを数えると、裏側の辺を落としてしまいます。見取図の破線も、見えない側にある辺を表す手がかりです。

上・下・縦の三組で辺を数える

立方体の見取図です。上の面の周りに4本、下の面の周りに4本、上下をつなぐ辺が4本で、全部で12本です。裏側の3本は破線で表しています。紙面では奥行きを斜めに描くため、実物の辺の長さや角度をそのまま測れる図ではありません。

第4問 / 10問

直方体の頂点は、全部でいくつ?

第4問の選択肢
答えと解説を読む

答え:8個

直方体の頂点は八つです。上の面の四つの角と下の面の四つの角に分けると、重ねて数えずに確かめられます。頂点は辺どうしが出会う角の点で、面や辺とは数える対象が違います。箱を少し回しても頂点の数は変わらないので、見える角の数だけで判断しないようにします。

第5問 / 10問

直方体の一つの頂点に集まる辺は、何本?

第5問の選択肢
答えと解説を読む

答え:3本

一つの頂点には三本の辺が集まっています。箱の角に注目すると、たて・横・高さに対応する三方向へ辺が伸び、互いに直角に交わります。紙の上の見取図では斜めに描かれた辺もありますが、実際の直方体での関係を表しています。図に描かれた角度と立体の角度を区別しましょう。

第6問 / 10問

直方体で、向かい合っている二つの面の関係は?

第6問の選択肢
答えと解説を読む

答え:平行である

直方体では、向かい合う面は平行です。上と下、前と後ろ、右と左の三組があり、それぞれ形も大きさも同じになります。一方、一本の辺を共有する隣り合った面は垂直です。箱を手に持った向きが変わっても、向かい合う関係と隣り合う関係は変わりません。

第7問 / 10問

たて2cm・横3cm・高さ5cmの直方体。長さ2cmの辺は全部で何本?

第7問の選択肢
答えと解説を読む

答え:4本

三方向の長さがすべて違うこの直方体では、2cm、3cm、5cmの辺がそれぞれ四本ずつあります。長さ2cmの辺を一本見つけたら、それと平行に伸びる残りの三本も探します。手前に見える二本だけで終えず、裏側や下側まで含めて同じ長さの組を数えるのがポイントです。

第8問 / 10問

たて2cm・横3cm・高さ5cmの直方体。十二本の辺の長さをすべて足すと?

第8問の選択肢
答えと解説を読む

答え:40cm

2cm、3cm、5cmの辺がそれぞれ四本ずつあるので、2×4+3×4+5×4=40cmです。三方向の長さを一回ずつ足した10cmでは、残りの辺を数えていません。長さを足す問題なので、単位はcmのままです。面を覆う広さや、立体の体積を求める計算とは分けて考えます。

第9問 / 10問

たて2cm・横3cm・高さ5cmの直方体。六つの面の面積をすべて足すと?

第9問の選択肢
答えと解説を読む

答え:62cm²

面の面積は2×3=6cm²、3×5=15cm²、2×5=10cm²の三種類で、同じ面積の面が二枚ずつあります。合計は2×(6+15+10)=62cm²です。三種類を一枚ずつ足した31cm²では、反対側の三面が抜けています。この六面を合わせた面積を表面積といいます。

同じ面積の面を二枚ずつ合わせる

2cm・3cm・5cmの直方体の六面を、同じ縮尺で二枚ずつ三組に分けた図です。面を切り離して並べた比較で、組み立てるための展開図ではありません。6cm²、15cm²、10cm²が二枚ずつあり、合計62cm²になります。

第10問 / 10問

たて2cm・横3cm・高さ5cmの直方体の体積は?

第10問の選択肢
答えと解説を読む

答え:30cm³

直方体の体積は、たて×横×高さで求めるので、2×3×5=30cm³です。底に一辺1cmの立方体を六個並べた層を考え、その層が高さ方向に五つ重なると捉えられます。同じ寸法でも、辺の長さの合計は40cm、表面積は62cm²です。何を測る問題かに合わせて式と単位を選びます。

図と読み物で振り返る

机に並べた立方体と直方体の積み木を、ものさしを手に見比べるソクポンのマスコット。
箱の形を見比べる場面の挿絵です。積み木とものさしは模式的な小道具で、問題の寸法や正確な投影図を示していません。

箱を回して、見えない側を確かめる

閉じた空き箱に、はがせる小さな目印を付けながら面を数えてみましょう。上・下、前・後ろ、右・左を対にすると、同じ面を二度数えたり裏側を忘れたりしにくくなります。紙の継ぎ目や印刷された線を別の面とせず、立体の外側を囲む六つの平らな面として見ます。

辺なら上の四本、下の四本、それらをつなぐ四本に分け、頂点なら上と下の四つずつに分けます。見取図を読むときも、見える線と裏側を表す破線を区別します。実物では同じ長さの辺が図では短く見えることがあるため、線の見かけの長さだけで立体の寸法を決めないようにしましょう。

同じ面を二枚ずつそろえて表面積へ

直方体の向かい合う面は、形も大きさも同じです。2cm・3cm・5cmの直方体なら、2cm×3cm、3cm×5cm、2cm×5cmの長方形が二枚ずつあります。二つの面の輪郭を別々の紙に写し、紙を回して重ねると、置かれた向きと形の違いを取り違えずに済みます。

全面を覆う面積は、この六枚を合わせたものです。一枚ずつ計算してから足しても、三種類の面積を足して二倍しても同じ62cm²になります。紙の箱を工作する際ののりしろや重なりは、この数学的な表面積には含めていません。面を数える段階で、向かい合う組をそろえることが計算にも役立ちます。

同じ寸法でも、測る量は三つに分かれる

2cm・3cm・5cmという同じ三つの数字から、辺の長さの合計40cm、表面積62cm²、体積30cm³という別々の値が出てきます。違うのは計算の仕方だけでなく、測っている対象です。辺に沿う長さ、面を合わせた広さ、立体のかさを、まず言葉で分けてみましょう。

体積を確かめるには、一辺1cmの立方体が何個分あるかを考えます。底の2×3で六個、それが高さ方向に五層なら三十個です。面積は1cm²の正方形、体積は1cm³の立方体を基準にしている点も違います。問題を読むときは、求める量を言葉にしてから式を書き、最後に単位まで見直します。

参考にした資料