たべもの / 10問

たまごの中と働きクイズ

公開 2026-10-05 更新 2026-10-05

第1問へ

卵を割ると、黄身のそばに白いひものようなものが見えます。殻をむけば薄い膜が現れ、白身を泡立てれば、液体だったものがふんわりした姿に変わります。小さな卵の中には、形を支えるしくみと、食べものの食感を変える働きが詰まっています。このクイズでは、鶏卵の外側から内側へ目を向け、後半は固まる、泡立つ、混ざるという変化を10問で考えます。答えのあとには、構造や働きの違いを整理する図も用意しました。料理の腕前を試す必要はありません。普段見慣れた黄身や白身を、名前と役割を結びつけながら眺めてみてください。

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選択肢を1つ選んで、答えを確かめてください。解説だけを開いて読むこともできます。

第1問 / 10問

鶏卵の黄身を包むように、その周りにある部分は?

第1問の選択肢
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答え:卵白(白身)

卵黄の周りには卵白があり、その外側を膜と殻が包んでいます。黄身が殻の内側を直接埋めているわけではありません。卵を割って皿に広げると、この位置関係を思い浮かべやすくなります。普段は「白身」と呼ぶ部分も、卵の中では黄身を取り囲む層の一つです。

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第2問 / 10問

卵の殻の内側にある、薄い膜の名前は?

第2問の選択肢
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答え:卵殻膜

殻の内側の薄い膜は卵殻膜です。卵黄そのものを包む卵黄膜とは、場所が異なります。卵殻膜は内外の二枚からなり、内側の膜が卵白を包みます。殻と白身の間にある膜なのか、黄身の表面の膜なのかを分けて考えると、似た名前でも位置関係を整理しやすくなります。

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第3問 / 10問

鶏卵の気室という空気の層は、どちらの端にできるでしょう?

第3問の選択肢
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答え:丸い方の端

気室は、卵の丸い方の端にできる空気の層です。産卵後に卵が冷えると、内外の卵殻膜がこの端で離れて空間ができます。黄身の中にある空洞ではありません。外から見れば一つの殻でも、その内側には膜が重なり、場所によって膜の間に空間があるという構造なのです。

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第4問 / 10問

黄身のそばに見える白いひも状のカラザの役割は?

第4問の選択肢
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答え:卵黄を中心に支える

カラザは卵黄を中心に支え、位置を保つ役割を持ちます。殻に色を塗るためのひもではありません。卵白の中の白い部分を、単なる模様ではなく支えとして見ると、卵の中の配置が分かります。図では黄身、白身、殻の関係とともにカラザを示しますが、厚みや大きさの比率は省略しています。

卵の中を、位置と役割で見る

外側から卵殻、卵殻膜、卵白があり、その中の卵黄をカラザが支えます。丸い端には卵殻膜の間に気室があります。構造を示す模式図で、膜や卵白の細かな層、厚みの比率は省略しています。

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第5問 / 10問

白い殻や褐色の殻という違いを主に決めるのは?

第5問の選択肢
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答え:卵を産む鶏の種類

殻の色は、卵を産む鶏の種類によって異なります。白い卵を産む白色レグホンなどと、褐色の卵を産むロードアイランドレッドなどがあります。卵を割る向きで色が変わるわけではありません。殻の色という外側の特徴と、中の黄身の色に関わる条件は分けて考えましょう。

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第6問 / 10問

卵黄の黄色やオレンジ色の濃さに大きく関わるものは?

第6問の選択肢
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答え:鶏のエサに含まれる色素

卵黄の色には、鶏のエサに含まれる色素が大きく関わります。とうもろこしや、パプリカなどを含む飼料の配合によって、黄身の色合いを変えることができます。パックの色が黄身に移るのではありません。同じ鶏卵でも、育てるときのエサが中の色に結びつくことを知ると、色の違いを見る目が変わります。

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第7問 / 10問

卵焼きやプリンが加熱によって固まるときに利用する卵の性質は?

第7問の選択肢
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答え:熱凝固性

卵のたんぱく質などが加熱によって固まる性質を、熱凝固性と呼びます。卵焼きやプリンの形を作るのに利用される働きです。泡を作ることや水と油を混ぜることとは、変化の種類が異なります。食べものの姿が変わったとき、何を加え、どんな変化が起きたのかに注目すると見分けられます。

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第8問 / 10問

メレンゲのふんわりした泡を作り、安定させるときに利用する卵の性質は?

第8問の選択肢
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答え:起泡性

メレンゲでは、卵白をかき混ぜると泡立ち、泡が安定する起泡性を利用します。熱で固める変化とは別に、液体に空気を取り込んでふんわりした食感を作る働きです。卵は形が見える料理の主役だけでなく、お菓子の内部に泡を持たせる材料としても活躍しているのです。

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第9問 / 10問

マヨネーズで、水分と油分を混ぜ合わせるのに利用する卵の性質は?

第9問の選択肢
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答え:乳化性

乳化性は、そのままでは混ざりにくい水分と油分を混ぜ合わせる働きです。マヨネーズづくりは、この働きを利用する例です。空気を含ませる泡立ちとは、混ぜる相手が異なります。卵を使うという共通点があっても、熱で固める、空気を取り込む、水と油を混ぜるという三つの変化を分けてみましょう。

加熱、空気、水と油を分ける

熱凝固性は加熱で固まる働き、起泡性は泡を作り安定させる働き、乳化性は水分と油分を混ぜ合わせる働きです。卵焼き、メレンゲ、マヨネーズを思い浮かべて比べる概念図で、調理条件や分子の大きさは示していません。

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第10問 / 10問

業務用の「乾燥卵」は、卵をどのような形に加工したものでしょう?

第10問の選択肢
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答え:乾燥させた粉末

乾燥卵は、卵を乾燥させて粉末状にした加工品です。全卵を使うものに加え、卵白だけを使うものもあります。殻付きの卵だけが食品づくりに使われるわけではありません。どの部分を取り出すか、液体や粉末のどちらにするかによって、材料としての姿も変わるのです。

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