たべもの / 10問

ミルクの変身クイズ

公開 2026-10-05 更新 2026-10-05

第1問へ

ケーキにのるクリーム、パンに塗るバター、カップのヨーグルト、切り分けたチーズ。ミルクから作られる食べものは、液体、柔らかなかたまり、粉など、ずいぶん違う姿をしています。同じ原料でも、取り出す成分や加工する工程が変わると、食感や形が変わります。このクイズでは、脂肪を集める、発酵させる、水分を分けるといった操作に注目して、乳製品の道筋を10問でたどります。答えのあとの図では、バターやチーズになる途中も整理できます。難しい成分名を全部覚える必要はありません。完成品から一つ前の工程を想像して、いつもの食卓のつながりを探してみてください。

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選択肢を1つ選んで、答えを確かめてください。解説だけを開いて読むこともできます。

第1問 / 10問

乳から作る生クリームは、主に何を集めたものでしょう?

第1問の選択肢
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答え:乳脂肪の粒

生クリームは、生乳に含まれる脂肪球を集めたものです。工場では遠心分離によって、クリームと脱脂乳に分けます。白い液体に小麦粉を混ぜて作るものではありません。原料のミルクを、成分の違いを利用して二つに分けると考えると、クリームが生まれる工程を整理できます。

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第2問 / 10問

バターづくりで、クリームを激しくかき混ぜる工程の主な目的は?

第2問の選択肢
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答え:脂肪の粒をくっつけ、バター粒を作る

クリームを激しくかき混ぜると、脂肪の粒が集まってバター粒になります。この工程はチャーニングと呼ばれます。ミルクを乳酸菌で発酵させる工程とは違います。元々分散していた脂肪の粒が、かき混ぜる操作でまとまると考えると、クリームの変化を思い描きやすくなります。

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第3問 / 10問

バター粒を作ったあと、滑らかなバターにするために行うのは?

第3問の選択肢
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答え:バター粒を練り合わせる

できたバター粒を練り合わせる工程は、ワーキングと呼ばれます。粒を作るチャーニングと、粒をまとめて滑らかにするワーキングは別の段階です。練り合わせるときに塩を加えると有塩バターになります。図では、原料からクリーム、バター粒、バターへ進む順序に注目してみましょう。

集めて、かき混ぜて、練り合わせる

生乳を遠心分離し、クリームを取り出します。クリームをかき混ぜてバター粒にし、練り合わせてバターにします。主な変化を示す模式図で、分離した脱脂乳、殺菌や冷却、各成分の量は省略しています。

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第4問 / 10問

ヨーグルトづくりで、乳を発酵させるために利用するのは?

第4問の選択肢
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答え:乳酸菌などの微生物

ヨーグルトは、乳酸菌などの微生物の働きで乳を発酵させて作ります。乳酸菌は糖類を分解し、乳酸などを生み出します。単にミルクを冷やして固い形にしたものとは、変化の道筋が違います。乳の成分を分け取る工程に加え、微生物の働きを使う道も乳製品づくりにはあるのです。

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第5問 / 10問

プレーンヨーグルトの上に分離する液体は、何と呼ばれるでしょう?

第5問の選択肢
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答え:ホエイ(乳清)

ヨーグルトから分離する液体はホエイ、または乳清と呼ばれます。ヨーグルトのかたまりの中に包まれていた水分などが、外へ出てきたものです。スプーンですくった切断面からも分離することがあります。表面に液体が見えるときは、かたまりと液体に分かれるという構造に目を向けてみましょう。

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第6問 / 10問

チーズづくりで、乳を固めたあとにホエイと分かれる、固形物の呼び名は?

第6問の選択肢
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答え:カード

乳を固めてできる固形物はカードと呼ばれ、チーズのもとになります。これに対し、分かれる液体がホエイです。チーズづくりでは、固形物からホエイの一部を取り除いていきます。聞き慣れない名前でも、カードは固まった側、ホエイは液体の側と対応させると、工程を追いやすくなります。

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第7問 / 10問

多くのチーズづくりに使うレンネットという酵素の役割は?

第7問の選択肢
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答え:乳を固める

レンネットは乳を固める働きを持つ凝乳酵素です。チーズづくりで、乳のたんぱく質に働きかけるために使います。原料を削って形にするのとは違い、乳を固めてからカードとホエイを分けます。図はこの分かれ方の模式図で、原料の量や、取り除く水分の割合を表すものではありません。

固まった側と、液体の側

乳に乳酸菌やレンネットなどを作用させて固めると、固形物のカードと液体のホエイに分けられます。多くのチーズづくりの道筋を示した模式図で、カードに残る水分や成分の量、細かな製造工程は省略しています。

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第8問 / 10問

モッツァレラなどのフレッシュタイプのチーズの特徴は?

第8問の選択肢
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答え:熟成させず、作りたての風味を楽しむ

フレッシュタイプは、熟成させずに作りたての風味を楽しむチーズです。モッツァレラやカッテージなどが例に挙げられます。チーズという名前でも、すべてが長い熟成を経るわけではありません。固めて水分を分けたあとに、熟成を行うかどうかも、チーズの違いを生む分かれ道です。

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第9問 / 10問

プロセスチーズの原料として使うのは?

第9問の選択肢
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答え:一種類または数種類のナチュラルチーズ

プロセスチーズは、一種類または数種類のナチュラルチーズを原料に、加熱して溶かし、乳化させて形を整えます。ミルクを固めるところからだけでなく、できたチーズをさらに加工する道もあります。丸や四角といった完成品の形より、原料がどの段階のものかに注目すると違いが分かります。

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第10問 / 10問

全粉乳と脱脂粉乳を作る工程の違いは?

第10問の選択肢
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答え:脱脂粉乳は水分に加えて脂肪も取り除く

全粉乳は乳から水分を取り除いて粉末にしたものです。脱脂粉乳は水分に加えて脂肪も取り除き、スキムミルクとも呼ばれます。同じ白い粉でも、取り除く成分が違います。乳製品の変身を考えるときは、完成品の見た目だけでなく、何を残し、何を分けたかをたどってみましょう。

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