お米の姿と加工のクイズ
第1問へ茶わんのごはんと、お店に並ぶ白玉やおもち。見た目は違っても、同じお米からできているものがあります。田んぼで実ったお米は、どの部分を取り除き、どんな加工を経て食卓へ届くのでしょう。このクイズでは、もみと玄米の違いから、米粒の中身、でんぷんの特徴、和菓子に使う粉までを10問でたどります。名前を暗記するだけでなく、粒の内側や加工の順序を思い浮かべてみてください。答えのあとの図と解説で、ふだん食べているもの同士のつながりを確かめられます。
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0 / 10問 回答済み
第1問 / 10問
お米を実らせる植物は、どれでしょう?
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答え:イネ
お米はイネから得られます。田んぼで育ったイネの穂につく実を「もみ」と呼び、その外側のもみがらを除くと玄米になります。ごはんの粒は、初めから白い粒として穂についているわけではありません。実った植物から、外側を取り除く加工へと順にたどると、食卓までのつながりが見えてきます。
参考にした資料
- 農林水産省「米と栄養」米の構造確認日 2026-10-05
- 農林水産省「イネができるまで」確認日 2026-10-05
第2問 / 10問
「もみすり」で、もみがらを取り除いたお米を何と呼ぶでしょう?
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答え:玄米
もみすりで硬いもみがらを取り除くと、玄米になります。この段階では、米粒の外側のぬか層や胚芽は残っています。もみがらを取ることと、玄米を白く精米することは別の工程です。名前が変わるのは別の植物になるからではなく、同じ粒のどこを取り除いたかが違うためです。
もみがらを除く「もみすり」で玄米へ。さらにぬか層と胚芽を除く「精米」で白米へ。工程の模式図です。
参考にした資料
- 農林水産省「栽培・収穫乾燥・籾摺り・精米加工と品質について」確認日 2026-10-05
- 農林水産省「イネができるまで」確認日 2026-10-05
第3問 / 10問
玄米を白米にする精米では、主に何を取り除くでしょう?
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答え:ぬか層と胚芽
精米では、玄米の外側にあるぬか層と胚芽を取り除き、主に胚乳を残して白米にします。玄米はすでにもみがらを除いた状態なので、精米ともみすりを混同しないのがポイントです。白米と玄米の違いは、白い品種と茶色い品種の違いというより、加工で残した部分の違いなのです。
参考にした資料
- 農林水産省「米と栄養」米の構造確認日 2026-10-05
- 農林水産省「栽培・収穫乾燥・籾摺り・精米加工と品質について」確認日 2026-10-05
第4問 / 10問
米粒の中で、発芽すると芽や根へ育つ部分はどれでしょう?
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答え:胚(胚芽)
胚は、新しいイネの芽や根につながる部分で、胚芽とも呼ばれます。一方、粒の大きな部分を占める胚乳には、でんぷんなどが蓄えられています。小さな粒の中でも、次の植物になる部分と、蓄えを持つ部分には役割の違いがあります。外側を包むもみがら自体が芽へ育つわけではありません。
参考にした資料
- 農林水産省「米と栄養」米の構造確認日 2026-10-05
- 農林水産省「イネができるまで」確認日 2026-10-05
第5問 / 10問
日本でふだんのごはんに使うお米は、一般にどの種類でしょう?
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答え:うるち米
ふだんのごはんには一般にうるち米を使い、おもちにはもち米を使います。ただし、うるち米はごはん専用ではなく、せんべいや粉にする加工にも使われます。「ごはん用か、お菓子用か」だけで完全に分けられるのではありません。原料のお米と、加工したあとの食べものを分けて考えてみましょう。
参考にした資料
- 農林水産省「お米の加工品は特別なお米を使っていますか。」確認日 2026-10-05
- 農林水産省「米の調理特性」確認日 2026-10-05
第6問 / 10問
もち米のでんぷんの、ほぼすべてを占める成分はどれでしょう?
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答え:アミロペクチン
もち米のでんぷんは、ほぼアミロペクチンでできています。うるち米のでんぷんには、アミロペクチンに加えてアミロースも含まれます。これは米粒全体が一種類の物質という意味ではなく、でんぷんの内訳の話です。見た目の似たお米でも、成分の組み合わせを比べると違いが見つかります。
参考にした資料
- 農林水産省「米の食味の理化学評価」確認日 2026-10-05
- 農林水産省「お米の魅力を知ろう!~米・米粉について考えてみよう~」確認日 2026-10-05
第7問 / 10問
アミロースと比べたとき、アミロペクチンのつながり方の特徴は?
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答え:枝分かれが多い
でんぷんは、ブドウ糖がたくさんつながったものです。アミロースは主に鎖のようにつながり、アミロペクチンは枝分かれの多いつながり方をしています。同じ材料からできていても、つながり方が違うのです。お米のねばりを考えるときには、含まれる量だけでなく、こうした構造の違いも手がかりになります。
参考にした資料
- 農林水産省「米の食味の理化学評価」確認日 2026-10-05
- 農林水産省「社会のニーズに応える!『米粉』研究の最前線」研究者へのインタビュー確認日 2026-10-05
第8問 / 10問
米を炊く前に水へ浸すと、米粒には主にどんな変化が起こるでしょう?
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答え:水を吸う
水に浸した米は水を吸います。炊飯では、水と加熱によって米のでんぷんの状態が変わり、ごはんになります。浸水は米の種類を変える工程ではありません。必要な準備や浸水の扱いは炊飯器の機種や炊き方で異なるので、実際に炊くときには使う器具の案内に合わせます。
参考にした資料
- 農林水産省「米の調理特性」確認日 2026-10-05
- 農林水産省「今日からできる!お米のおいしい食べ方」確認日 2026-10-05
第9問 / 10問
上新粉と白玉粉。原料となるお米の組み合わせは、どれでしょう?
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答え:上新粉はうるち米、白玉粉はもち米
上新粉はうるち米から、白玉粉はもち米から作ります。どちらもお米の粉ですが、原料や作り方には違いがあり、いろいろな和菓子に使い分けられています。粉の名前だけを見ると別の食材に思えても、もとの粒までさかのぼると、ごはんやおもちとのつながりが見つかります。
上新粉の原料はうるち米、白玉粉の原料はもち米です。原料と粉の対応を示した図で、製粉工程は省略しています。
参考にした資料
- 農林水産省「米粉の利用」確認日 2026-10-05
- 農林水産省「お米の加工品は特別なお米を使っていますか。」確認日 2026-10-05
第10問 / 10問
桜餅などに使う道明寺粉は、もち米をどのように加工したものでしょう?
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答え:蒸して乾かし、粗く砕く
道明寺粉は、もち米を蒸し、乾かしてから粗く砕いて作ります。細かな粉とは違って粒の形が残り、桜餅などに使われます。同じもち米でも、白玉粉とは加工の工程が違います。どの種類のお米を原料にするかに加えて、加熱するか、どのくらい細かくするかが、仕上がりの違いにつながるのです。
参考にした資料
- 農林水産省「米粉の利用」確認日 2026-10-05
- 東海農政局「米粉の種類と用途」確認日 2026-10-05
10問、最後まで考えました。
今回の結果
気になった解説を読み返して、発見を持ち帰りましょう。