ことば / 10問

魚へんの漢字クイズ

公開 2026-10-17 更新 2026-10-17

大きな魚の紙帽子をかぶり、小さな魚のおもちゃと見比べるマスコット。
第1問へ
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おすしの品書きや魚売り場では、いつもの魚が漢字一字で書かれていることがあります。魚へんがあると魚の名だと想像できても、右側の形だけで読みを決めるのは難しいものです。このクイズでは、食卓で見かける魚の漢字を十個取り上げ、三つの読みから選びます。正解の後には、辞書に載る意味や別の呼び方も確かめられます。一字に一つの読みしかないとは限らない点にも注目してください。魚の姿や料理の名前を思い浮かべながら、知っている言葉と漢字の対応を比べてみましょう。

このクイズで考えること

  • 魚へんの漢字と魚の名を結び付ける
  • 字の形と読みの手がかりを区別する
  • 別の読みや呼び名を辞書で確かめる
図と読み物で振り返る

答えを選ばずに、解説だけを読むこともできます。

問題の一覧から選ぶ

選択肢を1つ選んで、答えを確かめてください。解説だけを開いて読むこともできます。

第1問 / 10問

「鮪」の読み方は?

第1問の選択肢
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答え:まぐろ

「鮪」はまぐろと読みます。辞書ではクロマグロやキハダなどを含む魚の名として説明されています。一字だけでも読みは三文字になり、右側の「有」をそのまま読むわけではありません。なお「しび」という別の呼び方もあるので、この字の読みが一つだけとは限りません。

第2問 / 10問

「鯖」の読み方は?

第2問の選択肢
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答え:さば

「鯖」はさばです。辞書でいうサバは、ふつうマサバとゴマサバを指します。左側の魚へんだけでなく、右側が「青」であることも字を見分ける手がかりになります。ただし、部品の見た目を覚えることと、その字が作られた由来を説明することは分けて考えましょう。

鯖は左の魚と右の青を目印にする

鯖の字形を左右に分けて観察する図です。構成する部品の見分け方であり、漢字の成立由来や魚の性質を説明する図ではありません。読みは一字全体で「さば」です。

第3問 / 10問

「鰯」の読み方は?

第3問の選択肢
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答え:いわし

「鰯」はいわしと読みます。マイワシやカタクチイワシなどを指す魚の名です。右側に「弱」が見えるため、字の形を覚える目印にはなります。ただ、それだけを理由に魚の性質を決めることはできません。漢字の読みを調べるときは、魚の名前として載っている辞書の項目を確かめます。

第4問 / 10問

「鰹」の読み方は?

第4問の選択肢
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答え:かつお

「鰹」はかつおです。かつお節の材料としても知られる魚で、辞書には生食や加工品としての利用が載っています。ふだん仮名で見る「かつお節」も、魚の名の部分を漢字にすれば「鰹節」です。料理や食品の名前と一緒に読むと、見慣れない一字を身近な言葉に結び付けられます。

第5問 / 10問

「鰆」の読み方は?

第5問の選択肢
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答え:さわら

「鰆」はさわらと読みます。辞書では細長い体をした海の魚として説明されています。右側に「春」がある字ですが、読みは「はる」ではありません。文字の部品をそのままつなげるだけでは魚の名前にならない例です。字の形は記憶の手がかりにし、読みそのものは語の項目で確認しましょう。

第6問 / 10問

「鱈」の読み方は?

第6問の選択肢
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答え:たら

「鱈」はたらです。辞書ではタラ科の魚をまとめた呼び名として示されています。魚へんの右側に「雪」があるため、鰆の「春」と形を比べて整理できます。ただし、漢字から旬やすむ場所を一律に判断するのは別の話です。まずは魚の名前と一字の表記を対応させて覚えます。

第7問 / 10問

「鰤」の読み方は?

第7問の選択肢
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答え:ぶり

「鰤」はぶりと読みます。成長に伴って呼び名が変わる出世魚で、辞書には関東のイナダや関西のハマチなどの名も載っています。地域によって呼び分けが違うため、すべての土地で同じ名が同じ段階を指すと決めつけないことも大切です。ここでは成長した魚の名と漢字を結び付けます。

第8問 / 10問

「鰻」の読み方は?

第8問の選択肢
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答え:うなぎ

「鰻」はうなぎです。細長い体をした魚で、かば焼きなどの料理にも使われます。形が似た魚の名前を知っていても、この一字の読みを「あなご」とはしません。食品の札や献立で漢字を見かけたら、字と料理名を照らし合わせると、魚の姿だけで覚えるより読みを確かめやすくなります。

第9問 / 10問

「鯛」の読み方は?

第9問の選択肢
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答え:たい

「鯛」はたいです。辞書ではタイ科の魚をまとめて指し、特にマダイをいう場合があると説明されています。「鯛」という一字と、さらに種類を絞った「真鯛」という表記を比べると、名前の範囲の違いにも気づけます。漢字を読めることに加え、どの魚を指しているかを文脈で確かめましょう。

第10問 / 10問

「鮭」の読み方は?

第10問の選択肢
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答え:さけ

「鮭」はさけと読み、「しゃけ」とも呼びます。どちらかだけを正しく、もう一方を誤りとする問題ではありません。辞書には川を上って産卵する魚として載っています。同じ字に複数の呼び方があるときは、普段使う名だけで判断せず、読みの欄や別称の説明まで確認すると整理できます。

鮭には、さけとしゃけの呼び方がある

辞書で確認できる呼び方を並べた図です。一方を誤りとする対比ではありません。読みの欄だけでなく、別称の説明も合わせて確かめます。

図と読み物で振り返る

魚の形の無地カードを虫眼鏡で比べるソクポンのマスコット。
言葉を比べて調べる場面を描いた挿絵です。文字や読みの対応は、問題と解説で確かめます。

共通する魚へん、違う右側

鯖・鰆・鱈を横に並べると、左側は同じでも右側は青・春・雪と違います。まず共通部分を見つけ、次に異なる部分へ目を移すと、似た漢字を一字ずつ比べられます。紙に大きく書き、左側の魚へんを隠して右側を比べる練習もできます。形を観察する際は、線の数や位置も確かめましょう。

ただし、見えた部品を読むだけでは魚の名になりません。春があるから「はる」と読むのではなく、鰆という語を「さわら」と読みます。形を覚える作業と、辞書で読みを確かめる作業を分けると、当て推量に頼り過ぎずに済みます。

一つの字に別の呼び方もある

鮭には「さけ」と「しゃけ」、鮪には「まぐろ」と「しび」という呼び方があります。普段聞く名が一つでも、辞書の項目をたどると別の名が見つかることがあります。正解表を作るなら、覚えた読みだけでなく、確認できた別の読みを横へ書き足しておく方法もあります。

読みの候補が複数あることと、どんな魚でも同じ字で呼べることは違います。語の意味の説明を読み、どの範囲の魚を指しているかも確認します。魚の名の読みを調べる際は、漢字一字の項目と、言葉としての項目を行き来してみましょう。

食品の名前から表記を探す

かつお節と鰹、ぶりと鰤のように、見慣れた食品名から漢字へ戻ると、文字だけの暗記とは違う手がかりができます。魚売り場の札や献立で見つけた表記を控え、帰ってから辞書で確かめてみましょう。仮名で書かれた名と漢字の名を一対にしたカードなら、読みと表記の両方向で練習できます。

ブリは成長や地域により呼び名が変わります。名前が違うから必ず別種だと考えるのではなく、辞書の別称や説明を読みます。漢字を一字読む練習から始めても、語が何をまとめ、どう呼び分けられているかまで調べると、名前同士の関係を整理できます。

参考にした資料